投稿日: 2025-09-21

40代を迎え、「青春時代」のような恋愛はもう縁遠いと思っていた。だけど、人生どこでどうなるかわからないものだ。今年の春、島根県でちょっと変わった恋愛体験をした。

そもそも、出会いのきっかけは地元で毎年行われる桜祭りだった。ぼけっと祭りを眺めつつ、ふらふらと出店巡りをしていた時に、目に留まった一軒の屋台。そこには「手焼きせんべい」の看板があった。たまたまそこのせんべいに惹かれて列に並んだんだ。

その屋台を切り盛りしていたのが絵里(仮名)さんという女性だった。40代半ばぐらいで、笑顔が印象的な彼女は、地元の特産物を活かしたせんべい作りを楽しんでいるという。彼女は地元で小さなせんべい屋を経営していて、普段はあまり都会には出ないらしい。

せんべいを受け取るとき、彼女の笑顔に何か引かれるものがあった。せんべいを一枚試食させてもらいながら、「手作りなんですか?」と聞いたら、「ええ、素材にもこだわってます」と。そんな小さな会話が意外にも楽しかったんだ。

その後、ふと目が合い、少し立ち話をした。お互いの地元情報や、彼女のせんべい作りのこだわりについて話が弾んだ。その中で印象的だったのは、彼女が「美味しいものは心も満たす」と言ったことだ。それに俺はしっかり頷いた。

その日を境に、俺たちはお祭りの後に何度か会うようになった。あの日からどうしても彼女の焼くせんべいが恋しくなって、街中の小さな店を訪れるようになったわけだ。彼女のお店で、せんべいを買っては、カウンター越しに他愛ない話をした。自然と距離が縮まっていった。

何がきっかけだったのかはよくわからないが、ある日、出されたお茶を飲みながら彼女の手作りせんべいをかじっていたとき、ふっと彼女が「いつもありがとうね」と言ってくれた。その言葉が心に染みた。こちらこそ感謝している、と返したら、彼女の笑顔がより一層輝いた気がしたんだ。

だんだんと居心地の良い関係が育まれる中、言葉にしなくても分かる何かが俺たちの間に流れているような気がしていた。今では、お互いの生活の中に自然と入り込んで、静かに寄り添うような関係が心地よい。

こういう恋愛もアリかもしれない。若い頃の情熱的な恋愛とは違うけど、穏やかで深い繋がりというのも悪くないものだ。世の中にはいろんな出会いがあるもんだと、ますます恋愛が楽しくなった。

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