投稿日: 2025-10-22

先週のこと、山梨県の河口湖(仮)でのイベントにふらっと足を運んだ。10月も下旬になり、周囲は美しい紅葉に包まれていた。紅葉目当てというよりも、現実から逃れるための息抜きが欲しかったんだ。職場のストレスや都心の喧騒から離れて、のんびりするには絶好のタイミングだった。

その日は偶然にも、地元の小さなワインフェスティバルが開催されていた。「ワインなんて普段飲まないけど、ちょっと大人の雰囲気を味わってみるのも悪くないかな」と思い、立ち寄ることに。そこで彼女に出会ったんだ。美保(仮名)さん、40代中頃の彼女は地元のワイナリーで働く女性だった。短めの髪と、ちょっと決め顔で出迎えてくれたけれど、その笑顔にはどこか親しみやすさも漂っていた。

ワインを手にしたまま、ついお喋りが始まった。「このワイン、どんな風に作られてるんですか?」という何気ない質問がきっかけで、美保さんがワイン作りへの情熱を教えてくれた。「何年もかけてじっくりと樽の中で熟成させるの。時間はかかるけれど、その分だけ味わいが深くなるのよ」と彼女が語るときの瞳の輝きが印象的だった。

その日は特に平凡なつもりだったんだけど、会話が進むにつれてお互いの共通点に色々と気付き始めた。彼女も東京出身で、山梨に移り住んでからもう5年になるとか。「都会の慌ただしさから逃れて、こういうところでじっくり時間をかけるのも良いわよ」と笑った。

夕方になり、湖畔に移動して、二人で散歩することになった。秋の風が心地よく頬を撫で、遠く富士山(仮)も赤く染まり始めていた。その美しい風景が、彼女との距離を縮めてくれたように思える。「こんなふうに、どこかへ行き先も決めずにどんどん歩くの、久しぶりだな」「私もよ。気ままな散歩って最高よね」何でもない会話が、心に染み渡っていく。

その晩、ワインフェスティバルの片付けを手伝おうとしたら、美保さんが「今日はありがとう」と手作りのキャンドルをくれた。彼女のお礼として押されていた小さな心遣いに、心が少し温まった。

こうして日常のちょっとした出会いから生まれたひとときは、華やかなものではなくても、心に残る素敵な思い出になるんだなと思った。こういう恋愛もアリかもなんて、帰り道でほんの少し思ってしまえる自分がいた。

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