投稿日: 2025-11-04

40代も半ばに差し掛かると、なかなか新しい出会いなんて想像もしなかった私が、あの日の三重県で何とも言えない心の動きを感じたのは、秋のちょうど紅葉の時期だった。2025年の11月初め、山々が赤や黄に染まる景色を楽しもうと参加したツアーでの出来事だ。

その日、ツアーバスのなかで隣になったのは、井上と言う同じ歳ぐらいの男性(仮名)だった。彼は名古屋でIT関連の仕事をしているそうで、普段はデスクワークばかりで風景をゆっくり楽しむなんて滅多にないらしい。私も仕事に追われる毎日で窮屈さを感じていたから、いつの間にか自己紹介が始まり、お互いの仕事の愚痴をこっそりと語り合った。

バスが伊勢神宮へ向かう途中、ふと窓の外に広がる景色に目を奪われた。井上さん(仮名)も同じだったようで、素直に感動の声を上げていた。その姿を見て、何だか彼の無邪気さに少し親しみを感じた。「休日にこんなに自然を満喫できるなんて、いいリフレッシュになるね」と言う彼の言葉に頷きながら、私は心が穏やかになるのを感じた。

伊勢神宮でのツアーが始まると、自然な流れで彼と一緒に行動することになった。人混みの中で、お互いが迷子になるのではと心配してくれたのか、井上さんが優しく手を振って「こっちだよ」と声をかけてくれたのが印象的だった。そういった小さな気遣いが、なんとも心地よく感じられた。

そして、ランチタイムになり、伊勢うどんが有名な店舗(仮名)で一緒に食事をすることに。大人二人がとことん仕事の批判をいつの間にか忘れ、地域の名産を楽しみ、美味しい物に舌鼓を打ちながら和やかに会話を続けていた。気がつけば、話題は趣味のことや過去の旅行の思い出話に。そんな時間があっという間に過ぎていくのをしみじみと感じた。

その日のツアーが終盤に近づき、夕焼けが空を染める頃、再びバスに戻った。帰り道、すっかり打ち解けた私たちは、やや傾いた座席で景色を見ながら無言でも心地いい空間を共有することに。言葉にはしなかったけれど、夕暮れの温かさが、二人の距離を少し縮めた気がした。

まさかこんな風に心が動くとは思わず、自分でも驚いていた。この歳だからこそ、じっくりと交わした会話が、心の奥に残るものになったのだろう。ふと、「こういう恋愛もアリかも」と思った。

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