投稿日: 2025-11-04

私が大阪で彼に出会ったのは、秋も深まる11月の頭、ちょうど紅葉が見ごろを迎えていた頃だった。その日は友人に誘われて、大阪府の池田市で開催されていた「紅葉フェスタ」に足を運んでいた。イベント会場は、多くの人で賑わい、それぞれが色鮮やかな紅葉を背景に撮影を楽しんでいた。

その場で偶然出会ったのが、彼、田中修一(仮名)さんだ。彼は40代後半の会社員で、アウトドアが好きだという。他にも、世田谷から大阪に転職でやってきたとのことで、地元のイベントを回るのを趣味にしているらしかった。フランクな性格で、どちらかというと饒舌。すぐに打ち解けられたのは、彼の人懐っこい笑顔のおかげだったのかもしれない。

紅葉の美しさに見とれている私たちは、初対面にもかかわらず、自然と話が弾んでいた。「今年の紅葉は色が濃く鮮やかですね」と言うと、「そういう景色を見るとやっぱり、一緒に見たい人がいるといいですよね」と、彼がふと言った。その言葉には、隠しきれないほどの淋しさと、それを吹き飛ばさんとする明るさが共存しているように感じられた。

イベントの最後には、ライトアップされた紅葉を見上げながら、少し人混みから離れた静かな場所で、日が暮れてゆく非日常の風景に包まれていた。なんとも言えない、心の距離が縮まった瞬間だった。「こんな生活での出会いも、悪くないもんですね」と彼がつぶやくと、私も自然と頷いていた。

別れる前、彼は「また今度、別のイベントでも一緒に行けたらいいですね」と声をかけてくれた。大阪の暮らしにまだ馴染めていなかった私は、その言葉が今後の生活にも彩りを添えてくれるような予感を感じ、即座に「ぜひ」と答えた。

こうしてステップを踏みながら、お互いの距離を少しずつ縮めていくのが、今の私たちの関係だ。淡い期待を抱きながらも、これからの展開に心を躍らせる自分がいる。こうしたゆっくりとした恋愛の出会いも、なかなかいいものだとしみじみ思った。

こういう恋愛もアリかも。ちなみに使ったサイトはこれ → 「運営20年の実績!安心できる恋愛マッチング」