投稿日: 2025-11-09

11月に入って、少し肌寒くなった大分の空気が心地いい季節。日差しは柔らかく、空気は澄んでいて、街中を歩くと秋の深まりを感じさせる。そんな中で開催された『別府温泉でまったりイベント』。観光地としてにぎわうこの地で、地元の味や文化を楽しむこのイベントは、私の40代にして初めて訪れた新たな出会いの場だった。

イベントの会場は観海する温泉街が広がる公園。真っ赤に色づいたもみじの木々が、風にそよぐたびにささやかな音を立てる。湯けむり越しに見える市街は、まるで絵画のような美しさだ。お散歩しながらふと目に留まったのは、地元のクラフトビールを試飲できるブースだった。目の前には、同じように試飲に参加した女性が立っていた。

彼女の名前は美咲さん(仮名)。彼女は地元でパン屋を営んでいるとのこと。話し始めたきっかけは、ビールの苦味についてだったと思う。「このビールの香り、秋にぴったりですね」と声をかけると、「そうですね、紅葉を見ながら飲むのにぴったりです」と明るい笑顔を見せた。

美咲さんは、学生時代の目標であった自分のパン屋を、大分に戻って数年前に開業したらしい。穏やかで親しみやすい性格が印象的で、彼女と話しているうちに、不思議と安らぎを感じることができた。お互いの趣味や仕事の話をしていると、あっという間に時間が過ぎた。

その日最も印象に残ったのは、お互いの地元の食材を使った料理についての会話だった。私が話した舞鶴湾産の海産物について、美咲さんは「それなら、焼きたてのパンに合わせてみたいですね。一緒に試してみますか?」と少し控えめに提案してくれた。これが二人の距離を縮めるきっかけとなった。

イベントの後、すっかり日が暮れて少し肌寒くなった街を、小さな蕎麦屋(仮名)で温かい食事をとりながら、お互いのこれまでの人生を少しずつ語り合った。蕎麦の香りが心を和ませ、さらに会話は弾んでいく。直接的に言葉には出さなくとも、その時間と空間を共有することで、温かい“いい雰囲気”が自然と漂っていた。

この秋の訪れと共に新しい出会いがもたらした、穏やかで心温まる時間。これまでの忙しい日々の中で、こういった出会い方も良いものだと心から思えた。また、地元の文化を再発見するいい機会でもあり、何とも贅沢なひと時だった。

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