投稿日: 2025-11-14

11月も半ばを過ぎると、山梨は澄んだ空気に包まれ、紅葉が山を彩っている。40代の私は、仕事の合間を縫って、そんな秋景色を楽しむために山梨県の河口湖(仮名)へやってきた。実のところ、今回の旅行にはちょっとした目的があった。知人の勧めで参加したオンラインのコミュニティからのオフ会が開かれる予定だったのだ。

オフ会の会場は、地元の農家が経営する隠れ家風のカフェ「紅葉苑」(仮名)。木々の紅や黄色が、カフェの大きな窓から見事に広がっている。参加者は私を含めて数名。全員が初対面だが、この歳になると、新しい出会いにあまり緊張しなくなる。

その中に、一人特に印象に残ったのが英子さん(仮名)だった。彼女は同年代で、都内の出版社で編集をしているとのこと。落ち着いた雰囲気と、時折見せるお茶目な笑顔が魅力的だった。会話が弾む中、彼女もまた自然や読書を愛する人だということがわかった。興味の方向が似ている仲間とは話が途切れないものだ。

一通り交流が進み、カフェのおいしいリンゴパイを味わっている最中、英子さんが声をかけてきた。「この後、近くの紅葉スポットに行ってみませんか?」その誘いに私はすっと頷いた。彼女と二人でゆっくりと歩きながら、色づいた木々の間を抜ける様子は、どこかもう一つの物語の始まりを感じさせた。

何気ない会話の中で、彼女は仕事の大変さや、自然の中で過ごす時間がどれだけ心を癒してくれるかを語ってくれた。普段は静かながらも熱意を持って話す彼女に、私は徐々に心を開いていたことに気づく。そんな彼女を見て、久しぶりに誰かとこんな時間を過ごせるのはいいな、としみじみ思った。

日が傾きはじめ、山の向こうに沈む夕陽を見た瞬間、言葉にし難い不思議な感覚が込み上げた。「またこうやって一緒に来られたらいいですね」、彼女がぽつりと言ったその一言が、私の心に暖かく響いた。はにかんだように笑うその顔が、夕焼けに溶け込むように見えた。

新しい出会いに年齢は関係ないし、こんな風に自然体で時間を共にできる関係も悪くない。今回の山梨での体験は、そんな素敵な気づきを与えてくれた。

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