投稿日: 2025-11-15

11月中旬、岐阜の山々が紅葉に染まる美しい季節に、私は会社の同僚である山田(仮名)と、その友人たちと一緒に「岐阜の紅葉ライトアップイベント」に繰り出した。イベントは観光客も多く訪れる人気スポットで、毎年この時期には欠かせない楽しみのひとつ。

山田とは普段あまり深い話をすることはなかったが、その日彼が連れてきた友人の田中(仮名)とは、何故かすぐに打ち解けた。田中は地元のラジオ局でパーソナリティとして働いているという。40代にしてとても落ち着いた雰囲気を持つ男性で、どこか懐かしさを感じさせる穏やかな笑顔が印象的だった。

イベント中、ふと立ち寄った露店で買った熱々の甘酒を手に、私は彼と一緒に行動することが多くなった。紅葉がライトアップされて、辺りは幻想的な雰囲気に包まれていた。そんな中、彼はふと口を開いた。

「ここに来ると、自分の地元なんだけど不思議と観光客の気分になるよね」と、田中が呟いた。

地元の魅力を再発見したかのように微笑む彼に、私は親近感を覚え、それまであまり知らなかった岐阜の良さを教えてもらううちに、もっと知りたいという気持ちが芽生えてきた。距離が縮まったきっかけは、彼が軽やかな関西弁でぽつりぽつりと話す、岐阜の歴史や文化に関する興味深い話だった。

そして、不意に訪れた停電。それはほんの数分間だったが、あたりが真っ暗になったその瞬間、私たちは思わず同時に「おおっ」と声をあげた。二人きりで闇に包まれる特別なひと時は、何とも言えないドキドキ感があり、自然と手を取り合う形になった。それだけで、心が通じ合えた気がした。この不意の出来事が、私たちの距離をぐっと縮めてくれた。

その後、ライトが再び灯り、紅葉が再び浮かび上がった時、彼と私はいつの間にか互いを見て笑い合っていた。心が温まる瞬間が重なったせいか、気付けば寒さも忘れ、その夜はあっという間に過ぎてしまった。

こうして始まった田中との関係。私は今、心地よい新たな一歩を踏み出したところだ。年を重ねるごとに恋愛なんて遠い話だと思っていたけれど、こういった偶然の出来事が、また新たな扉を開いてくれるのかもしれない。年齢を重ねたからこそ、ゆっくりとしたこんな大人の恋愛もアリかも、なんて思っている。

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