投稿日: 2025-11-30

徳島の秋もだんだんと深まり、紅葉がちらほらと見られる11月の終わり。気温も下がり、コートが恋しい季節だ。そんな時期に俺が出会ったのは、地元の友人に誘われて行った「徳島アートフェスティバル」でのことだった。

あの日、会場に着くと、美しいハンドメイド作品がずらりと並んでいて、アート好きの俺にはたまらない空間だった。ふと、あるブースで立ち止まった。ヴィンテージのアクセサリーを展示しているところで、作品の温かみと歴史を感じさせるデザインが素敵で、ついつい見入ってしまったんだ。

そのブースで出会ったのが理恵さん(仮名)。アクセサリー作家をしている彼女は、40代後半でありながらもその若々しい笑顔が印象的だった。趣味で始めたというその作品には、彼女の優しい人柄が滲み出ているようで、俺は自然と彼女との会話に引き込まれてしまった。

「これ、素敵だね。どんな思いで作ったの?」と訊ねると、理恵さんは微笑みながら、「物語のあるアクセサリーを作りたくてねって」と、制作に込めた思いを語ってくれた。その真剣な表情に心を打たれた俺に、彼女が続けて見せてくれた作品は、どれも一つひとつ異なる物語を持っているように感じられた。

その後も、イベント会場を二人でゆったりと回ることになって。彼女のこだわりやアートに対する情熱に触れ、気づけば俺たちは、まるで昔からの友人のように自然と会話を続けていた。

「なんだか、あなたもアートが好きそうね」と理恵さんは途中で言ってくれて、その一言でお互いに心の距離がぐっと縮まったのを感じた。その日は徳島の街並みがいっそう輝いて見えた。

最後に寄ったカフェ「青い月(仮名)」では、窓越しに見える夕焼けと、ほのかなジャズの音色をバックに、温かいコーヒーを味わいながらお互いの好きな映画や音楽について語り合った。そんな話の途中、ふと視線が合った瞬間、不思議なほどに心があたたかく満たされていることに気づいた。

帰り際に理恵さんは「次は私のアトリエにも遊びに来てみて」と誘ってくれた。楽しい予感とちょっとしたドキドキを抱えながら、その日はありがとうを伝え、お互いのこれからを暗示するような笑顔を交わして別れたんだ。

人生の中で突然現れるこういう出会いって、思ったよりも心に響くものだなと、改めて感じた。日々の雑事に追われていると、つい忘れがちだけれど、たまにはこうして自分が心から楽しめることに時間を費やすのも悪くないかもしれない。

こういう恋愛もアリかもね。少し違う視点で日々を楽しむことで、新しい恋の始まりを予感するのも、人生を彩る一つの方法だ。ちなみに使ったサイトはこれ → 「運営20年の実績!安心できる恋愛マッチング」