投稿日: 2025-12-08

12月に入った山梨は、もうすっかり冬の気配に包まれていた。今年も一人で年末を迎えそうだとぼやいていた矢先、友人の誘いで「甲府ワイン祭り」に出かけた。冬の冷たい風も、小さな焚火とワインのおかげで心地よく思えてくる。

祭り会場は大人たちのリラックスした雰囲気に包まれ、地元のワイナリーが提供するさまざまなワインを味わえる。このイベントの中で、とある試飲ブースで、彼女と初めて出会った。

彼女の名はリナ(仮名)。彼女も40代で、地元の高校で美術を教えていると言っていた。ショートカットで凛々しい印象を与える彼女は、はきはきとした物言いが印象的だった。ワイン好きが集まるこの場で、彼女も同じように好奇心いっぱいでワインを楽しんでいる様子だった。

「これ、試したことある?」とリナが手にしていたのは、私が初めて見る地元限定の赤ワインだった。「ないなあ、それ、どんな感じ?」と聞いてみると、彼女は笑いながら「じゃあ、ちょっとお裾分けしちゃおうか」とグラスを半分差し出してくれた。このシェアは、短時間で私たちの距離をぐっと縮めた気がする。

その日のハイライトは、近くで行われていたライトアップショーだった。冬の夜空を彩る美しいイルミネーションが始まると、自然と二人でその光景を見上げる形に。言葉は少なくても、一緒に同じ瞬間を楽しむという体験が、心をほっこりとさせた。

「こんなふうに、仕事を忘れて楽しむのもいいものですね」とつぶやいたリナに、思わず「本当に。こういう時だから、新しい出会いも特別に感じるのかもしれないね」と返した。このタイミングでの私の言葉が、一歩踏み出すきっかけを与えてくれたように感じた。

その後も、ゆっくりと進む時間の中で、彼女との話題は尽きず、気がついたらワイングラスを何杯もおかわりしていた。凍えるような山梨の夜が、心の中でじんわりと温かくなっていくような瞬間だった。

ワイン祭りが終わりに近づく頃、リナが「またこういう日は、一緒に過ごしたいですね」と少しだけ頬を赤らめて言った。彼女の自然体な笑顔を見て、ずっと探していた何かがここにあるのかもしれないと感じた。

こうした出会いが生まれるのも、この地元のイベントならではだろう。ふと、「こういう恋愛もアリかも」と思わずにはいられない日だった。ちなみに使ったサイトはこれ → 「運営20年の実績!安心できる恋愛マッチング」