投稿日: 2025-12-31

12月31日、大晦日だからといって特に予定もないまま迎えてしまった。40代の俺には、若い頃のように朝まで騒ぐ体力もなければ、テレビで年越し番組を見るだけの元気もない。そんなことを思いながら、富山駅の近くにあるお気に入りのカフェ「星の庭(仮名)」でコーヒーを啜っていた。

ここは観光客も多く訪れる人気のカフェで、特に朝方のモーニングが評判だ。年末の雰囲気漂う中、何となく流していた視線の先にいたのが、彼女、佐藤美咲(仮名)さんだ。彼女はどこか温かみのある笑顔が印象的な人だった。30代の働き盛りという雰囲気で、服装から察するに、医療関係の仕事をしているのだろうか。おしゃべりの合間に時折見せる、真剣な眼差しが強く記憶に刻まれた。

「この後、時間あります?」なんて、自然と口から出た言葉は、カフェ特有の気軽さがそうさせたのだろう。運良く彼女も特に予定はないとのことで、「新しい年を迎える前に一つ、何か楽しいことがしたい」と笑った。

その後、俺たちは「雪の大橋(仮名)」まで散歩に行くことにした。街はすっかり白く埋もれて、ライトアップされた大きな橋がその中心に輝いていた。道中、彼女の話をよく聞いていると、やはり看護師をしているとのこと。忙しい日常の中で、こうしてゆっくり話すのは久しぶりだと言っていた。

歩いている途中で大きな雪の塊が屋根から落ちてきて、「危ない!」と彼女を引き寄せたのが、二人の距離を縮めた瞬間だった。彼女の驚いた表情が、次第に微笑みに変わっていくのを見て、なんだか嬉しくなってしまった。いたずらっぽく俺を見る彼女の顔に、冬の冷たさなんて吹き飛ぶほどの温かさを感じた。

「なんだか、こういう距離感、悪くないですね。」そう楽しそうに言う彼女の言葉に、俺も自然と頷いた。観光客に混ざって、露天で温かい甘酒を買い、少しだけほろ苦さを感じながらも、体の芯からポカポカと温まるこの感覚は久しぶりだった。

あっという間に過ぎた時間に心地よい寒さを感じつつ、「また、来年もこうして話せるといいですね」と言って彼女は微笑んだ。そんな彼女の姿と共に、新しい年が少し楽しみになった。

こういう自然の流れで深まっていく関係も悪くないのかもしれない。今まで仕事漬けで、プライベートを後回しにしていたけれど、たまにはこんな出会いもあると、人生がより豊かになる気がする。ちなみに使ったサイトはこれ → 「運営20年の実績!安心できる恋愛マッチング」


年の終わりに、思わぬ素敵な出会いをくれた富山の雪と、あのカフェ店員に感謝しつつ、俺は春の訪れも待ち遠しく感じているところだ。