投稿日: 2026-01-22

中学時代の同窓会がきっかけで再会するなんて、まさか自分に訪れるとは思っていなかった。お正月明けの群馬県、まだ空気が冷たい1月初旬、温泉地として名高い草津温泉(仮名)で開催されたその会に、私は久々に参加してみることにした。

40代になると、懐かしい顔ぶれも変わってきて、同級生のあの頃の面影を探すのに時間がかかったほどだ。そんな中、「久美子(仮名)」という名前が発せられ、あのクラスのムードメーカーだった彼女が目の前にいることに気づいた。髪型や服装は変わっているのに、あの笑顔だけはあの頃のままだ。彼女は地元の観光ガイドとして、小さな旅行会社に勤めているそうだ。「どうりでエスコートが上手いワケだ」と心の中で苦笑いした。

初日は皆でわいわいと温泉に浸かりながら過ごしたが、二日目の夜、少人数のグループが集まって、落ち着いた雰囲気のバー「雪降る夜(仮名)」に行くことになった。そこで彼女と隣同士になり、ふとお互いのこれまでを語り始めた瞬間、「あ、意外と話が合うかも」と気づいた。

彼女は学生時代からおしゃべりなイメージが強かったが、今や自然と人の話を引き出すのが上手な聞き上手になっていた。例えば、地元の新しい観光スポットの話をしている時、彼女が熱心に耳を傾け、自分から新しい話のタネを持ってきてくれる。彼女の自然な笑顔が心地良く、私もついつい多弁になってしまった。

バーを出て一緒にしばらく歩きながら、次第に空気が柔らかくなり、何気なく手が触れる。でも、どちらも何も言わない。「あ、このバイブレーション、覚えていたな」と、内心でその心地良い沈黙をしばし堪能した。彼女と昔話に花を咲かせながらも、目の前の彼女自身に目を奪われている自分がいた。

帰り道に彼女が、「またこんな時間、持てたらいいね」と言ってくれた一言が、なんとなく心に残った。そして私はその時、心の中で強く同意した。

こうした温泉地での再会を経て大人同士がゆっくりと絆を深めることができるなんて、これまで考えたこともなかったが、実際に体験してみると悪くないものだ。こういう恋愛の形もアリかも、と思わされた一夜だった。ちなみに使ったサイトはこれ → 「運営20年の実績!安心できる恋愛マッチング」