投稿日: 2026-02-12

私には特別な思い出が、あの冬の鹿児島での出来事として刻まれています。2026年もあっという間に2月に入り、この季節ならではの肌をつく冷え込みが感じられる時期。鹿児島市内では、灯される篝火が冬の夜を幻想的に輝かせる「かごしまランタンナイト」(仮名)が毎年恒例のイベントとして賑わっています。

その年、私は市内の商社に勤めていた40代の普通の会社員。出会いの場を求め、少し非日常な体験をしてみようと、ふと立ち寄ったのがこのランタンナイトでした。仕事もひと段落し、休暇を利用してリフレッシュしようと思っていたところです。

開催当日、会場を一人で歩いていた私は、偶然にも隣でフィルター越しにランタンの写真を撮っている女性、麻衣さん(仮名)と出会いました。麻衣さんは同年代で、地元の旅行代理店に勤務しているとのこと。お互い自然とおしゃべりが始まりましたが、最初はお互いにどこか控えめだったのを覚えています。

「このイベント、素敵ですね」と麻衣さんが心から楽しそうに笑顔を見せた瞬間、私はなぜか幸せな気分になりました。その時感じた温かさの理由は、景色だけでない何か別のものがあったのかもしれません。

それから、小さな商店街の方へぶらりと移動してみようという流れになり、みたらし団子(仮名)が美味しいと評判の露店で、美味しさに頬を緩めながらこれまでの人生の話をしました。麻衣さんは旅行の仕事を通じて多くの人に会うことがやりがいだと言い、そういう時の彼女の活き活きとした話しぶりはとても素敵でした。

ランタンの明かりがより強く感じられる昼暮れ時。さりげなく近付いた肩と肩が触れ合う時、ふとした仕草や言葉を交わすごとにお互いの距離が縮まっていくのを確かに感じました。こういった瞬間こそが、大人の恋の始まりとも言えるのかもしれません。

その夜の帰り際、翌週の再会を約束し、名残惜しくもその場を去ったのですが、不思議なほど心が軽かったんです。互いに過ぎた時間にありがとうを伝え合い、そしてまた会うことをどこか無意識に期待している自分がいました。

不思議で温かい、そんな出会いもいいものだと今は思います。異なる背景、異なる人生を歩んできた者同士が分かち合える何かがあることに、私自身も少し誇りを感じました。

ちなみに使ったサイトはこれ → 「運営20年の実績!安心できる恋愛マッチング」