投稿日: 2026-03-14

3月も半ばを過ぎ、大阪の街には春の訪れを感じるようになってきた。梅田駅を降り立ち、周囲を見渡すと、厚手のコートから薄手のアウターに身を包む人たちが増えてきて、なんだか心も軽やかになってくる。私はというと、40代に突入してしばらく経つけど、相変わらず独り身だ。

それは先日のことだった。職場の同僚たちと久しぶりに飲みに行くことになり、梅田の「花咲き(仮名)」という居酒屋へ足を運んだ。店内の活気ある雰囲気に、早くも仕事の疲れが忘れ去られていく。そんな中、一人を除いた全員が顔なじみの中、初めて会うらしい女性が隅っこに座っていた。彼女の名前は美和さん(仮名)。端正な顔立ちにくるんとしたショートカットがよく似合っている。

彼女は同業種の異なる会社で経理の仕事をしているそうだ。普段の職場では、計算と書類に没頭するような真面目な雰囲気を纏っているらしいが、この日は大いに笑い、優しい眼差しを向けてくれた。

その日の会話の折、美和さんが「毎月一回、たこ焼き食べ比べの日を作ってるの」と耳寄りな情報を披露した。なんでも、たこ焼きの味の違いを研究しているそうで、一人で行くことが多いらしい。「それなら俺もぜひ参加させてほしいな」と、軽いノリで言ってみたら、「じゃあ今度一緒に行く?」と微笑みながら返してくれた。

数日後、迎えたのは待ちに待ったたこ焼きの日。それぞれの店をはしごしながら、たこ焼きの味わいを語り合う。「ここのたこは弾力があるね」「外はカリッとしてるのがいいなあ」と、一口一口を大事に味わいながら楽しんだ。胃にたこ焼きの満足感が広がる頃、自然と互いのプライベートな話にシフトしていた。彼女の話すこと一つ一つが面白くて、新鮮で、仕事じゃ気付けないような一面が見えてきた。

夜になり店を出ると、春の少しひんやりした風が心地良く感じられた。ふと、「次回は何に挑戦しようか?」という話になった。彼女の目がきらっと光って、それがどういうわけか、嬉しい気持ちになった。

その時、言葉にはしなかったけど、手をつなぎかけたような、そんな瞬間があったような気がする。お互い癒されている時間、なんて感覚を感じた。

こういう大人の恋愛もアリかも、なんてふと思った。その場のすべてが暖かく、日常を充実させてくれる何かを与えてくれる。そう思いながら、また次に会えるのを待ち遠しく感じていた。

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