投稿日: 2025-09-21

私が40を過ぎてからのことだった。和歌山の夏祭りシーズンに、友達の誘いで地元の花火大会に行ったんだ。あの日は7月の終わりで、空には大きな花火が次々と咲いていた。会場には、家族連れやカップル、浴衣を着た若者たちがたくさん集まっていて、お祭りらしい賑やかさに心が躍った。

そんな中で再会したのが、大学時代の友人・健(仮名)だった。彼は地元の建設会社で働いていて、昔から明るくて誰とでもすぐに打ち解けるタイプだ。昔の話に花が咲いていると、「実は彼女と一緒に来てて、紹介したい人がいる」と言われた。やや強引に連れて行かれた先が、屋台が並ぶ通り沿いのベンチだった。

そこで初めて会ったのが、彼の彼女の友人である葉子さん(仮名)だった。彼女は落ち着いて静かで、ニコニコしているけれどちょっと控えめな印象を受けた。彼女も地元出身で、今は図書館で司書をしていると聞いた。こういう穏やかな感じの人は心地よいもんだ。

そして、しばらく4人で話していると、急に健が「ちょっと屋台見に行ってくるから、ここで待ってて」と半ば強制的に私たちを2人きりにした。最初は少し気まずかったけれど、彼女が好感を持ってくれているのがわかり、自然と話が弾んだ。

そのうち、花火が最高潮に達したころ、彼女がふと小さな声で「これだけ近くで花火を見るの、久々なんです」とつぶやいた。私はそれをきっかけに、「花火の音をこうやって間近で聞くと、心が洗われるよね。それに、誰かと一緒に見ると余計に記憶に残るんだよ」と言った。この会話が、ちらりと彼女の横顔を見ながら交わされたのが印象的だった。

その後、徐々に話の距離が縮まっていくのを感じた。彼女のおっとりした物腰に、いつしか居心地の良さを覚えてきたんだ。夜が更けて、祭りの終わりが近づいた頃、自然に次回会う約束を口にしていた。

結局、その日以来、葉子さんとは何度も会うことになった。祭りって、ただの出会いのきっかけに過ぎないことが多いけれど、彼女との縁はその枠を超えて育った。「こういう恋愛もアリかも」と思えたのは、やはりあの花火の夜のおかげだったのかもしれない。ちなみに使ったサイトはこれ → 【Pappy】最短当日出会える(月額3,400円〜)