投稿日: 2025-10-24

兵庫県は紅葉がちらほらと見え始め、秋の訪れを実感する季節。それは、10月の終わりのある日だった。地元の町で毎年恒例の収穫祭(仮名)が開催された日、私は久しぶりに顔を出したんだ。

祭りには色とりどりの屋台が並び、大人も子どもも笑顔で賑わっていた。その中で特に目を引いたのが、地元のワイナリーが出していた試飲ブースだった。ワイン好きの私としては、見逃す手はない。グラスを片手に試飲をしていると、「おいしいですよね、ここのワイン」と声をかけてくる女性がいた。

彼女の名前は由美(仮名)。地元の小さなベーカリーでパティシエをしているとのこと。優しい笑顔と、どことなく酒好きが漂うその雰囲気に、自然と話が弾んだ。彼女がワインと相性抜群のパンを試作しているという話題から、どうしても試してみたくなったのがきっかけで、意気投合した。

その日は、祭りの最後に打ち上げ花火があって、季節外れだなと思うくらいの爽やかな冷たい空気の中で、肩を寄せ合って見上げた。花火の音に混じって、彼女がぽつりと「秋はなんか人恋しくなってしまう」と言った。それに対する返事にも迷ったが、ただ「わかるよ」と頷くに留めた。

翌週、由美が働くベーカリー(仮名)にふらりと立ち寄ってみた。彼女がお勧めしてくれた新作のパンはワインにぴったりで、思わず笑顔がこぼれた。気がつけば、そこで何度も顔を合わせるうちに自然と時間を共有することが増えた。特に何かが起こるわけではないけれど、その静かな時間が心地いい。

ある日、店を閉めた後に軽いワインパーティを開くという誘いが来て、私たちは控えめな距離を少しだけ詰めた。彼女の話を聞きながら、今まで知らなかった彼女の一面を垣間見ることができた。そして、彼女もまた私に関心を持っているのが、会話の端々からわかってきた。

大人同士、急がず、慌てず、自然な流れの中でお互いを知り、理解し合える関係があるのは心地いい。こういう恋愛もアリかも、と思わせるひとときを今まさに噛みしめている。

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