投稿日: 2025-11-25

11月に差し掛かると、新潟の街も秋から冬へとその表情を変え始める。今年の秋は特に紅葉が美しかったように思うが、風が冷たくなってくると、ついつい温泉が恋しくなる。新潟市に住む俺は、ある日、南魚沼市で開かれるワインとチーズのイベントに参加することにした。紅葉はもう終わりに近づいていたが、会場の雰囲気はどこか温かく、まるでホットワインのように心をほぐしてくれる感じがした。

そのイベントで出会ったのが、30代後半の女性、奈々江(仮名)さんだ。彼女は長岡市から来ていて、同じくイベント好きだということですぐに話が弾んだ。彼女は広告代理店で働いていて、仕事にもプライベートにも一生懸命な印象を受けた。笑顔が素敵で、どこか掴みどころがないように見えて、実はしっかりした考えを持っている。そんな一面が彼女の魅力だった。

イベントの間、俺たちはいくつかのブースを回りながら、その場で提供されたワインやチーズを楽しんでいた。そこで印象的だったのは、彼女があるブースで一緒に選んだ赤ワインが、まるで忘れられないほど美味しかったことだ。そのワインの味をきっかけに、地元のワインメーカーの話や趣味の話で盛り上がり、気づけば二人でいる時間があっという間に過ぎていった。

日の沈みも早く、気が付けばまわりは薄暗くなっていたが、会場がライトアップされていて、帰る前にもう少しだけこの雰囲気を味わおうという話になった。ライトアップされた会場を背に、少しだけ肌寒い秋の空気を感じながら話していると、彼女がふと、「この夜空を見上げると、星が見えないのにすごくきれいだね」と言った。そこには何とも言えない情緒があり、俺もつられて空を見上げる。そんな会話ができることが少し嬉しくて、俺たちはそのまま街の中を少しだけ歩くことにした。

歩いている間、自然と肩が触れ合いそうな距離感が心地よく、普段あまりこういう経験がない俺も、どこか居心地の良さを感じていた。次は雪が降り始めたら温泉にでも行ってみないか、と提案すると、彼女は笑顔で「いいね、それ楽しそう」と応じてくれた。

こうして久しぶりに「これは恋愛かも」なんて思えるような心地よいひと時を持てたことは、本当に貴重だった。大人になってからの出会いは、どんな形であろうと、素敵なものだと思う。こういう恋愛もアリかも、と感じたこの日のことは、ずっと心に残るだろう。

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