投稿日: 2025-12-15

今年の青森は早めに雪が降り始め、ホワイトクリスマスが約束されたような一日だった。12月も半ばを過ぎた頃、私は友人の紹介で参加した青森市内のワイン会に出かけた。歳を重ねるにつれて、こういったイベントが唯一の出会いの機会というのは、若干切ないが仕方のないことだ。

その日はキラキラ輝くイルミネーションが街を彩っていて、冬の冷たい空気とは反対に心を温めてくれるようだった。会場は青森駅近くの「ル・ボン(仮名)」という知る人ぞ知る隠れ家的なバル。ひととおり挨拶をしてから、グラスを片手に場の雰囲気になじみ始めた。

しばらくして、隣に立っていた男性が話しかけてきた。「このメルロー、いいですね」と言って、彼は笑顔を見せた。彼の名前は健二(仮名)、同じく40代の会社員で、青森の地元の企業でマーケティングを担当しているらしい。彼は優しそうな雰囲気をまとっていて、にこやかながら少しシャイな感じがした。

ワインに関心があるという共通点から、自然と会話が弾んだ。なぜか彼といると時間がゆっくり流れていくように感じた。それから、「雪が積もるのも悪くないですね。ロマンチックですし」と健二が言ったとき、思わずお互いを見つめ合い、少し照れ笑いしてしまった。

その流れで、彼に青森県内でもっと良いデートスポットがないかと尋ねられた。私は「奥入瀬渓流(仮名)はどう?冬の景色は格別です」と返答。彼はそれを聞いて、本当に嬉しそうに笑った。この瞬間、なんというか、心の距離が近づいた気がした。

二人はその夜、降り積もる雪を眺めながら、店の外を一緒に歩くことになった。目の前で広がる真っ白な世界、冷たすぎず、静かな夜。そんな時、彼が「また会って、一緒に奥入瀬渓流を見に行きたいですね」と言ってきた。私はそれに頷きながら、心の中でドキッとしたのを覚えている。

後になって、あの夜は特別だったと感じる。青森の静かな冬の夜、そして心が通う一時。健二との温かな時間は、これからの忙しい日常の中でも、ふと想い出し、微笑んでしまう瞬間の一つになるだろう。こういう恋愛もアリかもと思える出会いだった。

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