投稿日: 2026-01-03

和歌山県の熊野古道を歩いたあの日は、まさに運命的な出会いの日だった。もう1月の寒さが身に染みる季節だが、新年の初詣を兼ねて訪れたこの歴史ある道には、何ともいえない静けさと清々しさが漂っていた。そこで、彼女と初めて出会った。

私は40代の普通のサラリーマンだ。仕事が忙しく、普段はなかなかこうして遠くへ出かける機会も少ない。しかし、友人の勧めもあって、今回思い切って和歌山県へ来てみたのだ。そこで出会ったのが、彼女、佳子(仮名)。彼女もまた40代、地元の和菓子職人で、この時期は観光客も多く、職場も忙しいという話だった。

彼女とは、宿泊していた温泉宿「紀州の宿」(仮名)で出会った。露天風呂で偶然一緒になり、ついつい話込んでしまったのだ。彼女の話す優しい口調と、和菓子作りの話に引き込まれ、私は時間を忘れるほどだった。

話の流れで、翌朝の熊野古道を一緒に歩くことになった。雪がうっすらと積もり、凛とした空気の中、二人で歩く道は、本当に風情があった。「新年にここを一緒に歩けるなんて、何だか縁を感じるよね」と、佳子が笑顔で言った時、少し心が暖かくなるのを感じた。

道中、お互いの仕事の話や今年の抱負なんかも語り合った。年齢的にも、仕事の立場的にも、似たような悩みを抱えていることがわかり、自然と心が近づいていった。途中、道端で振る舞われた甘酒が冷えた体に染み渡り、二人で温かい飲み物を前にしたときの何ともいえない穏やかな空気が、今でも忘れられない。

熊野古道を歩ききった後、すっかり仲良くなった私たちは、以前よりも少しだけ距離が縮まった気がした。「お互いのこと、もう少し知りたい」と彼女がぽつりと言った時、私も同じ気持ちだった。

この出来事は、新年の私にとって、予想外で素敵な始まりとなった。「こういう恋愛もアリかも」と思う。普段は仕事に追われて、なかなか出会いがないと嘆いていた私にとって、新しい年にこんな形で素敵な出会いがあるとは、人生何が起こるかわからないものだ。

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