投稿日: 2025-10-14

私が香川県の高松市で彼女と出会ったのは、今年の初夏、5月下旬のことだった。その日は「さぬき映画祭2025」のフィナーレで、市民ホールが観客で賑わっていた。映画祭は地元の独特な雰囲気を持っていて、地元の美味しいスイーツやうどんの移動販売もあった。

そこで出会ったのが彼女、理恵(仮名)だった。彼女は40代半ばのキャリアウーマンで、あるメーカーの営業をしていると話していた。初対面の印象は、芯が強そうな雰囲気を持った女性だった。映画鑑賞の合間に開かれる映画関連のトークショーで隣に座った彼女と、自然と会話が始まったのだ。

「この映画、監督のスタイルが面白いですよね」と彼女が話しかけてきたのがきっかけで、好きな映画の話題で盛り上がった。話しているうちにお互い独身だということもわかり、自然と連絡先を交換する流れになった。

数週間後、私たちは再び会うことになった。秋も深まり、10月に入ると香川は少し肌寒くなってくる。そこで、屋島の展望台にドライブへ行くことにした。その日、空は高く澄んでいて、一緒に見た海の景色も格別だった。

「この景色、ずっと見ていても飽きないですね」と彼女が言った時、少し心が温かくなるのを感じた。車内に戻った後、理恵が眉をしかめてちょっと困った表情を見せたから、「どうしたの?」と聞くと、「風が少し冷たくて」と笑った。そこで、私は車のエアコンを少し強めにかけて、彼女に上着を貸した。

「ありがとう、助かるわ」と微笑む彼女の姿を見て、少し距離が縮まったような気がした。こういう小さな気遣いが心を動かすこともあるんだなと、その時感じた。

その日の帰り道、車内の静けさが何となく心地よく、互いに言葉少なにただ音楽を楽しんでいた。終盤、理恵が「次はまたどこか行きたいね」と自然に口にした時、どこかで胸が一瞬、ドキっとしたのを覚えている。

香川という土地で、こんなふうにお互いの距離を少しずつ感じながら過ごせる時間があるなんて、日々のちょっとした幸せだと思った。こんな恋愛の形もアリかもしれない、としみじみ思える。

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